【レビュー#6】「俺ガイル」あらすじ キャラ 感想 まちがった青春を見届けよう

レビュー

みなさんこんにちは!

モジャです!

今日はライトノベル屈指の名作「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の感想を書いていきたいと思います!

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」渡航先生によるライトノベルです。

累計発行部数はなんと1000万部を超え!!

毎年行われている「このライトノベルがすごい」では史上初の3年連続一位を獲得し殿堂入りを達成してます!

キャラクター・声優 紹介

比企谷八幡(声優:江口拓也)

・本作の主人公。総武高校に通う高校2年生。

・かなりの捻くれ者で、リア充を悪としてぼっちでいることに誇りを持っている。

・現国の課題でふざけた作文を提出し、罰として奉仕部に入部させられる。

・勉強や運動もそこそこできるのだが、死んだ魚のような目と捻くれた言動が台無しにしている。

雪ノ下雪乃(声優:早見沙織)

・本作のメインヒロインで学年成績トップの秀才。

・他人に妥協することをしないため度々周囲と揉めてしまうなど対人関係に不安がある。

・八幡が入部させられた奉仕部の部長をしている。

・極度の負けず嫌いで勝負事になると徹底的に相手を叩き潰すこともある。

・大の猫好きで休日は部屋に篭り猫の動画を見ている。

由比ヶ浜結衣(声優:東山奈央)

・2人目のメインヒロインでリア充女子。

・八幡と同じクラスでトップカーストに所属している。

・空気を読んで相手に合わせることを得意としているが、同時に自分の意見を言えないことにもどかしさを感じている。

・料理の腕は壊滅的で、クッキーを作ろうとしても木炭みたくなってしまう。

一色いろは(声優:佐倉綾音)

・八幡たちの後輩で3人目のヒロイン。

・猫撫で声で男子に甘えるので同性に嫌われている。

・1年生の女子から勝手に生徒会長に立候補させられて奉仕部に依頼をする。

・基本的に自分のことにしか興味がないが、自分がやりたいと言うことには驚くべき行動力を発揮する。

平塚静(声優:柚木涼香)

・八幡たちが通う総武高校の現国教師で、奉仕部の顧問と生徒指導の担当をしている

・スタイルがよくかなりの美人だが、ヘビースモーカーでおっさん臭いところがあるため独身。

・基本的に奉仕部は生徒の自主性に任しているが、息詰まった時には助言を与えるなど面倒見の良い一面もある・

・熱血少年漫画が好きなため、会話しているときでもネタをぶっ込んでくる。

比企谷小町(声優:悠木碧)

・八幡の妹で中学3年生。

・基本的にお調子者で八幡からはアホの子だと評価されている。

・八幡を利用することが得意だが、詰めが甘く裏目に出ることが多い。

・八幡のことが好きで信用しているため、周りの女子たちに八幡との交際を勧めている。

雪ノ下陽乃(声優:中原麻衣)

・雪乃の姉で総武高校の卒業生。

・雪乃以上の頭脳明晰、容姿端麗でコミュニケーション能力も高い完璧超人。

・平塚先生からは「優秀だが優等生でない」と評価されている。

・人当たりがよくいつもニコニコしているが、強かで黒い部分も強くたまにでる暴言はとんでもない威力がある。

感想

いまでもこの作品を初めて見たときのことは覚えています。

当時は大学生だったのですが今まで見たことがない主人公の捻くれ方に衝撃を受けました!!

この作品の1番の魅力は八幡の捻くれた考え方だと私は考えています!!

問題は解決するんです!結果は出すんです!ただその解決方法がとにかく邪道!

そのためしこりが残ったまま物語が進んでいきどんな展開になるのか全く予想できませんでした!

そのため一度ハマると抜け出せない中毒性があります!

奉仕部の役割

奉仕部はあまり聞き覚えのない部活名だと思います

元々奉仕部は持つものが持たざるものに救いの手を差し伸べるという理念で作られた部活です。

生徒指導の平塚先生が悩みを抱えている人に奉仕部の存在を教え依頼をするように促しています

ではなぜ平塚先生は生徒である八幡たちに悩みを解決するよう導くのでしょうか?

それは依頼に来た生徒の悩みを解決することで八幡たちの問題を解決しようとしているのだと思います。

中学時代の苦い思い出のせいで人間関係に期待をしていない八幡。

優しくて往々にして正しいが、物言いがキツくなってしまい距離を置かれてしまう雪乃。

一見カーストトップで勝ち組に見えるが自分を殺すことでしかグループに所属できない結衣。

それぞれが人と関わるという点において問題を抱えています。

そのため強制的に人と関わる奉仕部の活動を通してこれらの問題を解決しようと平塚先生は考えていたのでしょう。

この一歩引いたところから見守ってくれる存在がいると言うのはとても安心感があり、こんな大人になりたいとなりたいと憧れました!

合理的の限界

奉仕部の活動で依頼者の問題が解決していき実績をあげていく3人。

そのほとんどが八幡による合理的だが最低と言われる手段によるもの。

ただ問題を解決する手段としてはこれ以上ない合理的な手段でした。

そのため問題を解決した達成感とこの解決方法でよかったのかという後味の悪さにジレンマを感じてしまいます。

ただひたすらに問題解決のための合理的な手段を選択するだけでない、感情に寄り添うことも大切だと教えられます。

最近特にですが合理的にという風潮が強い気がします

そんな時代だからこそ遠回りをして物事を考えないと失敗してしまうよと作者から問いかけられているのかもしれません!

人が生きていく上で抱える悩み

最初は表面化していない人間関係の問題点が物語が進むとどんどん表に出てきます。

その過程が恐ろしくリアル。

同じグループで過ごしているからこその、気持ちや立場の変化がこれ以上ないくらい丁寧に描写されています。

これまで以上の深い関係になりたい、このままの方が楽しく過ごせるのかなといった学生だけでなく社会人でも経験できる悩みを持つキャラたち

これほどリアリティを持つキャラに感情移入するのはそれほど時間はかからないでしょう

キャラたちの苦悩や葛藤が自分のことのように感じることができます。

まとめ

いかがでしょうか?

アニメも3期が放送直前ということもあり、ネットでは盛り上がりを見せています。

Amazonプライムが動画配信を独占しているようなので見逃した方はぜひ

プライムビデオで見る

原作小説も完結したばかりなのでそちらも触れてみてください

Amazon.co.jp

青春ラブコメとして屈指の名作なのでみなさんと感想を共有できるのを楽しみにしています!

それではまた!

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