『りゅうおうのおしごと!13』感想 ネタバレ あらすじ

新刊感想

みなさんこんにちは!

モジャです!

さて今回は先日発売された『りゅうおうのおしごと!13』の感想を書いていきたいと思います!

ネタバレありで書いていくのでまだ読んでいない方はご注意ください!

それではいきましょう!

書籍情報

『りゅうおうのおしごと!13』
著者:白鳥士郎
イラスト:しらぴ

発売日:2020年8月6日
定価:748円(税込)
発行:GA文庫

あらすじ

三段リーグ最終日の翌日。
『史上初・女性プロ棋士誕生!』の報に日本全土が沸き立つ中、雛鶴あいは関西国際空港を訪れていた。
親友の水越澪が海外へ旅立つのを見送るために……沈みがちになる気持ちを隠して明るく振る舞うあい。
意外な人物との再会をきっかけに、事態は思わぬ方向へと動き出す。

「最後に一つだけお願いがあるんだ」

同じ頃、あいの師匠である八一は東京の病院にいた。満身創痍で眠り続けている銀子の傍らに……。
あい、澪、綾乃、シャル、そして天衣。五人の少女が集う最後の一日を描いた、約束の13巻!!
飛び方を覚えた雛鳥は今、大空へと羽ばたく――

アマゾンより

感想

12巻でいわゆる奨励会編が終了しました!

3段リーグの最終日は読んでいるだけなのにキャラの緊張感などがビシビシ伝わってきました!

最終的には姉弟子と創太がTOP2にはいり4段に昇格しましたね!

昇段した姉弟子がどんな棋士になっていくのかとワクワクしながら13巻を楽しみにしてました!

しかし今回はJS研が主役として描かれていましたね!

10巻でJS研のメンバーの1人の澪ちゃんがお父さんの会社の都合で海外に行ってしまうことになりました。

JS研がどうなるのか気になっていましたが、励会編がクライマックスを迎えていたと言うこともあり11巻、12巻ではJS研についてはなかなか深掘りされていません。

そのため今回は満を持してと言う形でJS研の登場です!

短編集を挟みながら進んでいく物語

13巻は8巻と同じように短編集を挟みながら物語が進んでいきます!

この短編集がJS研の思い出が詰まっていて、読みながら自分もその思い出を振り返っているみたいで泣きそうになりました!

本編で触れられていないだけで、JS研のみんなにはそれぞれの時間が流れていて、その時間と将棋が組み合わさることでこんなにも深く繋がることができたのかと感動しました!

普段から研究会をしているあいや綾乃が澪ちゃんとの関係が深くなっているところは想像できます!

しかしJS研にあまり関わっていなそうな天ちゃんも、あいや綾乃ちゃんのように仲良くなっているのが印象的でした!

ただツンデレを地で行く天ちゃんですから、読んだ後は「そうなるよな〜」となんか納得してしまいました(笑)

澪ちゃんとあいちゃん

JS研一人一人の思い出が語られているとはいえ今回の主役はあいちゃんと澪ちゃんの2人です!

あいちゃんが大阪に出てきた時、将棋会館で初めて声をかけたのが澪ちゃんでした。

そこから2人は同じ学校に通うということもあり急激に仲を深めていきます!

そして澪ちゃんはあいちゃんよりも先に研修会に入会していました!

そのため大阪に出てきたばかりのあいちゃんに先輩として面倒を見てあげます!

しかしあいちゃんの才能にどう向き合えばいいのか悩んでいたのも事実です!

劣等感や嫉妬心を抱えながらもいつもと同じように明るく接していたのは澪ちゃんの強さでもありますね!

今回はそんな澪ちゃんが抱えていた感情をあいちゃんに伝えます!

いつものりゅうおうのおしごと!のように熱く自分の考えを押し付けるところがたまらないです!

お互い信頼しているからこそ、言いづらいことでもズバッと言える関係に憧れちゃいます!

特典情報

今回特典がつく書店は4つあります!

アニメイト・とらのあな・ゲーマーズ・メロンブックスです!

この4店舗では『リュうおうのおしごと! 13』を購入するとしらぴ先生のイラストがついた白鳥士郎先生書き下ろしSSリーフレットがもらえます!

詳細はこちらからご覧ください!

まとめ

いかがでしょうか?

今回は八一や姉弟子の出番は少なかったですがJS研のメンバーの熱い思いが心に響く内容になっています!

次巻は八一たちの話に戻るのでしょうか?

またあいちゃんが内弟子になった理由も気になりますね!

あとがきでこれから最終章になると白鳥先生も言っていたのであと少しで終わってしまうのでしょうか?

お気に入りの作品の一つなのですこし寂しい気持ちになりますね!

次巻はなんと特典で姉弟子の抱き枕カバーがつくらしいですね!

今まで聞いたことがない特典なのでどんな風になるのか楽しみです!

姉弟子の抱き枕カバーまでおとなしく待っていたいと思います!

それでは今回はこのあたりで!

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